<商品開発例>

1998〜2003年「海洋堂」ファンのためのミニチュアフィギュアケースをデザイン企画、製作、ネット販売の他「海洋堂ホビーロビー東京」で、店頭販売され完売致しました。

<商品名>

「おまけ図鑑」シリーズ。

<目的>

「食玩」ブームの先駆けとなった海洋堂の「ミニチュアフィギュアシリーズ」の、収集、整理、保管、鑑賞可能なケースのデザイン。

<エピソード>

海洋堂 宮脇修一社長の話によれば、映画『ロード・オブ・ザ・リング』の監督ピーター・ジャクソン氏が来日した際、「ワールドタンクミュージアムシリーズ」を、この「おまけ図鑑」オリジナルケースに収めてプレゼントし、大変に喜ばれたという。現在、監督の書斎に大切に飾られているそうである。

(ちなみにピーター・ジャクソン氏は海洋堂の大ファンとしても知られています。)

<おまけ図鑑の企画>

 ブリスターパックより簡易的、かつフィギュアを固定でき、安価な方法として、抜き型ウレタンマットを考案。このことにより、同規格のペーパーボックス内部で、ウレタンマットを交換するだけで「異なるシリーズのフィギュアかつ、不定形な動物シリーズなども容易に収納可能となり、美しくまとまった「おまけ図鑑」が誕生した。外箱は紙製の茶と黒の2種類。オプションで、スポンジマットと透明カバーをつけた。いわゆる「標本箱」のイメージである。

 

<食玩ブーム>の時代背景。

1999年 ペプシコーラにスター・ウォーズ・シリーズのボトルキャップがおまけとしてつけられ大ヒットして行く。

同年、同時期に フルタ製菓のチョコエッグ 日本の動物シリーズが発売される。この食玩の企画&原型は、ガレージキットメーカー・海洋堂の松村しのぶ氏で、このファン層から絶大な支持を受ける。ミニチュアのクオリティが高く、一般の大人に受け入れられる。

 

<ネットの役割と広がり>
1999年、コレクターズサイト「omakefan.com」の

前身となる「おまけ大好き」サイトにて、ペプシSWボトルキャップの「トレード掲示板」を設置したところ、同夜のうちに全国規模に拡大した。

 当時は、ブログなども存在してない時代。またホームページも一般的に気軽に作れるものではなかったため、ファンサイトも数える程しかなかった。

 

<トレード掲示板の誕生エピソード>

ペプシSWボトルキャップは、40種+12種

普通に買っていたら当然ダブりが発生するため、ファンは頭を悩ませていた。この時まだ「大人買い」や「

ブラインドタッチ」などの言葉もなく、ましてや、いい大人が、箱ごと購入するなどの勇気はまだ持てなかった。スターウオーズ有名サイトの掲示板を覗いて見るのだが、やはり「格調高い会話」しかなされておらず、ためらっていたのだ。

 しかし、ペプシを何本買っても、目的のキャップが出ないため。ついに掲示板に「悩み」を書き込んだところ「交換してください!」とのメールが殺到。

 瞬く間に揃ってしまった。みんな同じ悩みを抱いていたというわけである。

 ネットパワーというものを思い知った瞬間だった。そのため即座に「おまけ大好き」サイトに<トレード専用掲示板>を開設したという経緯がある。

 その後、ボトルキャップのみならず、チョコエッグトレードサイトや掲示板に拡大して行った。

 

<ブームを拡大させたメディアの情報発信>

2001年10月31日号、週刊「SPA!」「大人がハマる最新おまけフィギュア事情」で紹介されると、主なコレクターサイトの管理人同士の交流が盛んとなって行った。

また「TBSブロードキャスター」福留功男:山瀬まみの「お父さんのためのワイドショー講座」で紹介された。

以降、続々と、おまけフィギュアは、さらにシリーズ化され、一種の社会現象にまで発展し、日本でも特異なサブカル文化を形成することになった。

 

海洋堂ワールドタンクミュージアム

WTM 1-6 全シリーズに対応

黒マットタイプに加え

迷彩柄マットタイプも開発

参考写真:チョコQ日本の動物7弾用 マットケース

チョコQなどカプセルタイプで保存するための

ペーパークラフトボックス。外箱はそのままで、中仕切りをオプションで用意した。

その他、オプションの台紙とクリップにより、立体フィギュアと解説書などを美しく展示保管できる「ボトルキャッパネル」も考案した。

続きます。(準備中です。)